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2018.01.29 Monday

この道をいけばー

暖炉薪ストーブ協会青年部の集まりで今日は移動日。

 

青年ていうか、完全な中年だけど 笑

 

やだな、中年って響き 笑

 

中年部か、俺。

 

 

 

好きな空港ナンバー1のセントレア経由で、静岡に行ってきます。

 

今回の勉強会は、これも薪ストーブ業界でほぼ初だと思うけど、全日程実技の講習。大きく3つのテーマに取り組みます。

 

俺もそのうち1個受け持たせていただいていて、

 

滞りなく終わるのかリハーサルしたわ 笑

 

人前でお喋りはする機会は多くなったけど、ヘッドセットマイクでお喋りしながら実技というハードルになったよ 笑

 

まあ実技が本職だだからな。

 

しかもヘルメットを先に送ったダンボールに入れるの忘れて、スーツケースにヘルメット入れていかなきゃいけなくなったわ 笑

 

他にそんなに荷物無いので、スーツケース内ほぼヘルメットだというね。

 

 

でもそういう僕らが企画したものに全国から50-60人も集まる。前回の集まりから今回が二回目だけど、こういう企画だって5年前の日本では成立しなかった。前に進んでる感はあるよ。

 

色々な枠を超えて、真正面から正攻法でアントニオ猪木みたいにこの道をいけばーって気分でいる。

 

猪木世代だからね 笑

 

 

2018.01.26 Friday

薪ストーブ修学旅行 at スモールタウンホステル

薪ストーブ修学旅行が無事終わった。

 

なかなか濃密な時間だった。

 

薪ストーブ屋同士ってただ話してても面白いけど、そういう意味の濃密って印象ではなくて。

 

一つ一つ進む時間が、濃く重たく、大事で、何か未来へと繋がっていくワクワクに溢れてる。

 

大げさに言うとそんな感じかな。

 

 

あと、現場じゃなくて倉庫でレンガ積む練習やもろもろの基礎になる練習をしたんだけど、楽しかった。現場職人として29年目、残り20年現場で動きたいことを考えれば、折り返しはとっくに過ぎている。ためてきたものをどんどん吐き出すの歳になった、って初めて強く自覚した。

 

もっと出来る分野があるって感じたよ。

 

自分に得は全く無いけど、誰も選ばず、何も残さず全部出すの。

 

そうしないと、俺が覚えてきた事や考えてきた事を誰も知らずにそのうち俺はいなくなる、って思った、歳とるとそういう役割になるんだ、って理解した日だった。

 

ノウハウやテクニックはしまいたい人が多いけど、俺が覚えてきた時間や考えてきた時間をあげるのは、少しも勿体なくない。

 

そしてまだまだ俺も前に進もう。

 

 

 

そして宿場は、去年秋に1.7tの蓄熱型のヒーター(スカンジナビアンペチカ)を設置したスモールタウンホステル。

 

極上の低温輻射があふれる室内の心地よさが何たるかを経験できる二日間、-14℃の朝と荒天の夜でもヒーターはその役目を十分に果たした。

 

 

そのスモールタウンホステルの良さは俺がアンケートに書いた言葉に要約されているか、まだ足りないかくらいだ。

 

 

スモールタウンホステルには、「愛とストーブと函館のイイところが詰まっている」

 

 

2018.01.22 Monday

ツアコン

明日から函館で「薪ストーブ修学旅行」だ。

 

修学旅行めがけて数人あちこちからくるんだけど、「薪ストーブ修学旅行」というテーマで旅を組める土地は日本でも、ココ函館だけではないかと思う。

 

全国歩いたことがあるわけではないので、反論大歓迎 笑

 

長野はメーカーさん回りになるだろうし。

 

しかも、北海道広くても、札幌でもなく、どこでもなく、函館 笑

 

まず、日本の薪ストーブの発祥の地だし。

 

日本の既成の薪ストーブの価値観にクエスチョンマークがつくようなモノ見れるしね。

 

食べ物おいしいし。

 

俺全ての情報出し惜しみしないし。

 

 

これ内容出して公募したら結構な人数集めれる自信あるな。10人限定で数回は集まりそう。

 

ツアコン稼業だな。

 

日本の薪ストーブ文化のレベルをあげたい、定着させたい、ってそういう貢献の手法もあるかもな。

 

って、やんないけど!!

 

 

 

 

2018.01.21 Sunday

鉄キリ

鉄キリは研いで使ってる。

 

すごい昔は研げるって知らなかった。切れなくなったら捨ててたかもしれない。特にインパクトにつけるやつ。だから結構買ってた気がする 笑

 

研げるってわかってから、両頭で研ぐことを随分したけど、最高の研ぎ味にならない(なったとしても偶然)、、、特に細いのが。

 

で3年くらい前、結局"研ぐ道具"を買った。

 

ラク過ぎる。

 

でも両頭グラインダで悩んだからこそわかったこともあったしね。

 

ショートビットも研げるし、相当な本数もあるので鉄工キリはもう一生買うことないと思う。

 

まあ道具って溜まっていくもんで、数えはしないけど、鉄キリも木キリもホールソーもコンクリキリもおびただしい数あって、30代の「買え買え、どうせ使う、なんでも買え」モードの時の自分の足跡のようで、その数を見るとドキドキする。

 

定価8万とかするホールソーの先とかがゴロゴロしている。

 

もうモトは取ったと思うしかない 笑

 

鉄キリが上手く研げると、まあキリコの長いこと。10センチくらいになるときあるよ。それがイイことなのか悪いことなのか、わからないけど。

これはそうでもないけど、ドリルの遠心力でキリコもくるくる回って、切削油を飛ばし、俺が汚れる。

 

キレて嬉しいのかイヤなのかわかんない時ある。

 

 

いずれにせよ何の刃もキレるのが気持ちいい。

 

 

2018.01.20 Saturday

文春を買うな、薪を焚け。

ストーブマンの立場から言えるのはタイトルみたいな事しかないよね。。。

 

こないだもウーマンラッシュアワーが漫才を使って言ってたじゃん。

 

そんな話題より大事なものがあるって。

 

30年前、俺が17歳の時っていう遥か昔にだってエコーズも言ってた。

 

あふれるゴシップ ぼくらはだんだんやなやつになっていく 電車にはられた広告が その日の話題じゃ寂しすぎる

 

ってさ。

 

 

例えば薪ストーブも、イヤな面を見ようとしたらいっぱいある。薪つくりなんてめんどくさいかもしれないし、運ばなきゃいけないし、自動で火はつかないし、失敗したらタールや煙道火災につながる。

 

 

だけど、イイところを自分が享受する準備ができていれば、こんなに最高なことはないのは焚いてる人はみんな知ってる。

 

イヤな事や失敗を笑うのは簡単。誰だって出来る。

 

でもそれを続けてもその先に単純に幸せは無いよね。

 

国全体がそうなってもさ。

 

 

コムロ世代じゃないので、90年代の曲は殆ど聴いたことは無いけど、中学から知ってるこの曲には随分助けられた。

 

 

と思ったら作曲岡村靖幸だった 汗 

 

コムロさんだって色々な楽曲でそういうものを人に与えただろうにそっちがフューチャーされた引退であってほしかった。

 

 

薪を焚いて、

 

イヤなとこを受け止めつつ イイとこを愛することにパワーを使う。

 

その先にはきっと幸せがあるって俺は信じれる。

 

 

2018.01.15 Monday

(めんどくさいけど)ノーヘルのストーブ屋がなぜ素人か説明します。

俺も10年前は既に工事屋として独立してたのにそんなこともあったかもしれん。周りに誰も被ってないからいいか、とかね。何の意味があるんだ? とかね 笑

 

今は恥ずかしいよね。

 

 

日本はサムライの国だからこういう事言っちゃかっこ悪いのは重々承知してる。

 

今まで態度と文章で示してきたつもり笑

 

だが今日だけアメリカだ、理由をはっきり書こう。

 

 

薪ストーブ屋でヘルメットをでかぶらないで屋根上なんかで作業している写真なんか、よくそんな写真みるけど、

 

よく恥ずかしげもなくUPするよね。

 

誤解を恐れずに書くと、薪ストーブ屋の現場の仕事って素人さん達が想像するように"簡単"なの。例えば、配管に比べて覚えなきゃいけない部材の数も圧倒的に少ないし、例えばボイラーを設置する時の思慮の数と薪ストーブの時ではその数が圧倒的にボイラーの方が多い。両方するのでよく例えるけど、例えば銅管の温水配管と煙突では、温水配管のほうが難しい。

 

だからついこないだまで素人だった人が薪ストーブ屋になれるわけ。他にはなれなくても薪ストーブ屋にはなれるよね。

 

だからこそ沢山勉強しなきゃいけないし、他の業種の職人さんと比べて恥ずかしくないようにならなきゃいけない。そこに色々な深い思慮や独特の難しさが生まれてくる。

 

ヘルメットかぶらない人はただでさえ少ない思慮が、

 

例えば一般のお客様に対してどう見えてるか? とかそういうとこまでもさえ いかないのさ。

 

ヘルメットと同じく作業の局面局面、まっいいか、でできている。

 

残念 笑

 

そういうヤツはマジで素人とたいしてかわらない。

 

俺だったら仕事は頼まない。

 

 

現場に一日しか入らない薪ストーブ屋が来てノーヘルは現場の素人が来たと他業種の職人は思っている。いちいちめんどくさいから言わないが。

 

現場と関係ない一般の人も、プロの意識や身なりは感じている。いちいちめんどくさいから言わないが。

 

 

繰り返すけど日本はサムライの国だから言わないのさ 笑

 

 

まあヘルメットに対する俺の一考。

 

現場じゃいつ何時誰の挑戦でもうける 笑

 

かぶってりゃ安全かとかそういう理屈じゃない。日本の現場作業のルールはそうできている。誰かがその作業を見ていて、1mmでも隙を作らない事のたった一歩は難しくない。

2018.01.13 Saturday

ドカ雪

このドカ雪、、、

 

昨日桔梗の雪かきだけで、マジで1日やってた。それでも倉庫100坪は手をつけてない!!!(諦めた)

 

雪の無い静岡県の写真を見ながら引っ越したくなった 笑

 

俺達って雪に関してすげえお金使ってるよね。

 

除雪機、スノープラウ、除雪機2、ママさんダンプ類、タイヤ、、

 

 

反対に雪が無くて困ることって何だろう。

 

何も無いような気がする。

 

15年前独立した時、現役終えるまでケガする恐れのあるスキーとかはやらないって決めてるからスキー関係ないし。

 

スキーやらない大人が雪でできること、、、、、

 

 

サッポロクラシックを雪で冷やすことくらいじゃね?

 

 

2018.01.11 Thursday

逆流する家から逆流しない家へ2 後編

初めて車で行く関東、群馬から帰ってきました。

 

いつもは飛行機で途中全部飛ばすから知らなかったけど、、、青森から東京は道で繋がってた 笑

 

 

 

今回の旅工(旅する工事 笑)、、、行って本当に良かった。

 

 

逆流しなくなって良かった、って事もまあもちろんだけど、

 

なんか

 

ウチが持っているもの を 出して それが100%作用して、150%の効果を産んで、200%の喜びにになった、って感じ 笑

 

元の施工店にもきてもらったの。

 

それもよかった。

 

全員がハッピーになる機会。

 

それを覚悟決めて作ったクライアントさまが一番のファインプレー。

 

その気持ちだよ。

 

その気持ちを、

 

ウチも施工店さんも受けとめなきゃいけないよね。

 

 

 

お手伝いいただいたのはグッドリッチストーブの富田くん

 

一緒に動くの初めてだったのにイイコンビネーション感じたね 笑

 

写真撮ってくれたのでそれ使うよ 笑

 

 

 

クライアントさまの友達家族もきてくださって。

 

2家族とも奥様までが薪作りをする家族で、ストーブ話に最高に楽しい夜をありがとうございました。

 

 

 

 

全国にこれが出来るストーブ屋が増えていくことを願います。ごめんねちょっと上からの言い方になってしまうけど。

 

千歳の時に言ったけど、ファイヤピットはマニアックな工事をしてマニアックって片づけてしまうのは簡単。

 

 

くれぐれも違う、これがスタンダートです。

 

 

2018.01.06 Saturday

逆流する家から逆流しない家へ2

なんと、今からフェリーに乗って群馬に行く。

 

 

初めての群馬。群馬について知ってることは何もない 笑

 

 

一昨年の10月に函館で全国のストーブ屋さんが集まってもらって施工した、逆流する家から逆流しない家へ の換気改修工事をやりにね。

 

相談は全国からぽつらぽつら受け続けているんだけど、、だいたい断らざるを得ないけど、ここは超遠いけど請けてみた。フェリーに四時間乗って、降りてから660キロ 笑

 

 

一月まで待ってくれたし、

 

お客様が誠意を持って丁寧に接してくれる方だったし、

 

ストーブを焚きたいっていう気持ちがとても伝わってきたしね。

 

 

高気密住宅 × 薪ストーブ × 第三種換気」にまつわるたった一つの本当 は2013に自分が生みだしたものだけど、それが自分のところでスタンダードになって、バラまいてしまうと自分の役割は果たした感でもう全然興味ないし次に進むよね。

 

各輸入元のカタログにもだいたいイイとこそれが載って(技術的に間違えて書いちゃってるメーカーもあるけど! 笑)、自分の役割は終えたなあってとっくの昔に思ってたけど

 

 

やっぱり責任ってついて回るなって、年数経ってから感じることが多くなった。

 

行くのにはそういうのもある。

 

 

数件地方でまとめてくれればいいのにな。笑

 

 

そして2013に作ったモノに大きく加筆したい部分が出てきた、、それが分かった。自分のうちで発見した。それもおいおいまとめよう。

 

 

 

薪ストーブで一酸化炭素事故が起きないことを願っています。

 

 

2018.01.04 Thursday

スイッチは作業着

あけましておめでとうございます。

 

年々、正月っぽさが消えていく、いいのか悪いのか。

 

ね。

 

 

 

休みから、働くモードにスイッチを入れ替えるのは間違いなく作業着だ。

 

薪ストーブ屋さんは、中途半端なカッコで作業してるやつが多いけど 笑、俺はもともとずっと作業服なんで、そういう今までと違う感じ? のオシャレな感じで作業しちゃうのもいいなと思ってた時期もあったけど、無理だった。

 

全然それだと着てるもんに気を使ってしまって、気になって、集中できず、、乗れない笑

 

日和祭りも、設営手伝いとか片付けとかするんだけど、まず、靴とか違うし笑、、、全然働いてない 笑

 

その点、作業服が俺に許す心屋先生的に叫んでもイイことは

 

「俺は潜ってもいいんだ!!」(床下とか天井裏に) だし、

 

俺は掘っていいんだ!!」(穴掘るってことね 笑)だし、

 

「俺はウンコついてもイイんだ!!」(実際汚水処理の仕事してた時はそんなこともある)だし笑、

 

薪ストーブ屋はそういうハードな事無いけど、ドロドロとかゲジャケジャとかベチャベチャとかグジャグシャとかヌタヌタとかで仕事してきてるのでどうしてもそういうスイッチが必要なわけよね。

 

そういう仕事の人達は言葉を持っていないので、何かわからないだろうけど、いつかそういうのを言葉にしたい、文章にしたいって、五年前からずっと思ってる。

 

話は逸れたけど、

 

 

背筋は伸び、風邪っけなんか吹っ飛び、勇気と力を得る作業着。

 

 

 

 

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