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2017.01.30 Monday

富山と北海道の関係

12月に富山に行って色々気が付いたんだけど、

 

富山の人は"ザス"って食い物を食べるのね。(ザスとかサスとか言ってました)

 

こぶ締めの刺身なんだけど、「なんの魚? 」ってトリコノートの柴さんに聞いても、「ザスはザスでしょ」って感じでなんの魚かわからないので、スマホで調べてもらうとカジキだって!

 

まめのまでイイやつを用意してくれて昼食にいただいた。

 

いや、あっさりしてるんだけどこぶの旨みたっぷりでいくらでも食べられるって感じ。あんまりそういう刺身って無いよ。しかもスーパーでもフツーに売ってるもんなんだって。コブ、魚、コブ、魚、ってミルフィーユになって売ってるらしい。

 

ちなみにお醤油は北海道より相当濃いね。

 

こぶ締めが相当メジャーらしいんだけど、そういや、柴さんが食べてたおにぎりも昆布のオニギリだった。

 

って調べると富山って昆布の消費量が1位なんだって!!

 

北海道は昆布の生産量日本一!!(だけど、そんなそんなこぶ締めって食わない)

 

 

これってようは、北前船だよね。

 

北海道のニシンや昆布をあちこち寄りながら大阪と行き来して貿易してたっていうあれね。

 

で、富山の人が昆布を気にいってくれて、オニギリにもまぶしてくれるようになった。しつこいけど、そんなオニギリ、北海道じゃメジャーじゃない(笑)

 

でもこの二つは富山の味だとインプットしたよ。

 

 

なんだか、ザスで江戸時代から続く貿易の流れに触れた気がした(笑)

 

2017.01.28 Saturday

最初と最後はカラマツ

昨日ウチの薪を作っていただいている一人の厚沢部の蛯名さんと話していて、蛯名さんの何気ない一言がとてもイイ。

 

もちろん蛯名さんもずっと薪ストーブで暮らしているわけだけど、

 

スタートと終りはカラマツなんだって。

 

いいねえ。

 

解説したくないくらいいいね(笑)

 

蛯名さんはみにくいアヒルの子を焚いているんだけど、俺もあれで暮らしたことあるけど、凄い熾火の残るストーブなんだよね。

 

でも炉内が小さいのでイイ薪焚いているとドンドン灰が溜まっちゃう。

 

で、最後にカラマツ入れるの。針葉樹って熾火にならないからね。

 

それで朝、ゆうゆうと灰を掃除して、

 

スタートもカラマツ。

 

楢でスタートなんかしない。

 

こういうのがさ、工夫だったり、風情だったりするんだよね。

 

だからずーーっと言ってるけど、楢ばっかり、みたいなの大嫌い。そんな山ねえし。同じお金で1カロリーでも高く、って考えがなんていうかセコくて。薪ストーブに向いてないと思う(笑)

 

自分でや山から木伐って薪作る人だったらやってイイと思うけどね。

 

もし全ての顔が揃ったモン焚きたいんだったら、それは究極的には灯油って事じゃね? って思うよ。

 

 

2017.01.23 Monday

憂鬱な再着火に気をつけろ

薪焚亭さんのブログに絶望的なことが書いてあった。

 

俺の冷たい足は今後温まることは無いらしい(笑)

 

それだけでも少し憂鬱になるが、人生の先輩たち、当然"足"だけじゃなく色々なとこにエラーが出てきながら笑って過ごしているわけで、人生の先輩達すげーよ、って思う。

 

若者に逆の感情を抱くことが多いね。

 

ふふ、そもそも若者と線をひいた喋り方がジジイなんだね。

 

エラーに敏感だ。最近。白髪、老眼の始まり、指の先が割れて血がにじむ、いや、、、、暗い話はやめよう。

 

 

暗い話はやめて、明るく燃えるストーブの写真でも見よう。

 

 

スカモレックスストーブは暖まってしまえば、薪が少なくても燃える。特にこういう空気がタイトなやつ。

 

ただ、ガス化の明るいイイ燃え方しようと思えば、1本ずつ燃やしていると、今度は熾火が足りなくなる。

 

で熾火を作ろうと思って(ココが大事よ!! 笑)、沢山入れると、本来トップダウン着火(上から火をつける)が基本の空気量しか入らないのに、下から着火になてまうでしょ? 熾火で再着火だからさ。

 

だから、空気が全然足りなくて、煙が超モクモクさ。これ憂鬱。覚えておいて。北の国からで、マメの収穫前にタイヤに火をつけるときあるでしょ、それくらい出るよ。

 

結局夜逃げしなきゃいけなくなる(誰もわかんねーか)

 

リピートアンサーミー、「タイトなストーブは熾火で再着火は気をつけろ!!」

 

じゃあどうしたらイイかって?

 

早め早めに2本、1本、みたいなイメージで入れるのがイイと思うね。

 

冒頭に書いたように、人生に憂鬱はつきものだ、頑張ってうまくやってくれ(笑)

 

 

2017.01.21 Saturday

末端冷え性

末端冷え性です。

 

(写真はハンターストーブ。明日 函館に来るから載せた 笑)

 

 

薪ストーブで暮らしているから足元ポカポカ! なんて言わないよ(笑)

 

最近、冷たい足が我慢いかない。

 

多分前世は、足が冷たい拷問とかされていると思う。

 

足湯付きの薪ストーブ作りたいくらいだ。

 

小さいころも足が冷たくて悩んでいたが(悩んではいないが 笑)、生き物として旬の中学から40歳くらいまでは足が冷たいだなんてあんまり思わない時期が過ぎ去ったのを感じる。そういえばあの頃Tシャツはズボンの外に出していた。今はそういう短いTシャツは捨てた。

 

これから俺の足はどんどん冷たいんだろう。

 

いろいろなものが過ぎさっていく(笑)

 

だからどんどん薪を焚こう。

 

 

そういえば、足も冷たいが、腹も痛い。

 

標準が腹が痛い(笑)

 

腹も痛いが、平成15年に独立してから風邪で仕事に穴をあけたことが無い。まあ、休むほどの風邪は一度もひいていないってことだ、14〜15年間。

 

タフなんだか弱いのか全くわかんねえ(笑)

 

今年47歳だ。昔は無限だと思っていた自分の労力が有限だと切り替えて、センスよく選んでいかないとね。みなさんホント、助けてください(なにを 笑)

2017.01.20 Friday

700SLの血

この2台は設計的に親子かもしれない、という仮説はこの空気調整レバーを見て、分解図を確認したときからずっとあった。

 

 

25年以上前からあると言われてる、ドブレ700SL と ドブレの最新のBOW(日本未発売)。

 

似ているところは、燃焼空気の使い方で、プライマリーは灰受けに入る。セカンダリーはドア上のチャンバーを通して、いわゆるプレヒーティング無しに炉内で使われる。

 

700SLの後に出てきた640、760やビンテージは鋼板でやれば簡単な"壊れないセカンダリーのプレヒート"に果敢に挑んでいるモデルで、このあたりは鋳物メーカーの意地を感じる。アホみたいになんでも簡単にしてしまう最近のストーブとはクラフトマンシップの深みが全く違う。結果は別の問題として。

 

ドブレのクリーンバーンの系譜がまっすぐに続いていないのはすごい興味深い(ヨツールは割と一貫している気がする)。ビンテージはデザインこそ全く違うけど、640、760の子孫だよね。設計が似てる。

 

このBOWが簡易的な作りになっている(非常にイイ意味で)のは、意図なのか、そうじゃないのか凄い興味がある。

 

どっちにしても外気導入モデルじゃないためBOWが正式ラインナップになることはないと思うけど、名機700SLの孫かもしれないと思うとドキドキする。

 

うちは外気導入にて高気密の対応をしていないので関係なくつけれるからこういうモデルはマジでうれしい。

 

あーこのテーマで4000文字くらい書きてえー。

 

こんなオキツボじゃ全然かけねー(笑)

 

 

 

親子かどうかはDNA鑑定だろうけど、焚いたらきっとわかるだろう。

 

いずれにせよ25年の時を超えて何かの答えがあるのかないのか、こういうロマンも薪ストーブはたまらない。

2017.01.16 Monday

ツララ

つららは子供の時は、危ない食べ物みたいな感じだった。

 

フグみたいな? (笑)

 

違うな。。落ちると危ないし、味のないアイスみたいな感じで学校帰りはよくみんな舐めたり食べたりしてた(フツーだよ)。フカフカの雪もよく食ったな。今でも目を閉じると雪の味がよみがえる。

 

なんだろね、手袋の味(笑)?

 

ツララは昔はそうやって毎年豊作だったけど、今はツララは北海道では絶滅寸前だ。

 

北海道の家は、普通、もう、ツララは無い。

 

本州の人、北海道にツララがほとんどないって知らなかったでしょ。

 

屋根に熱が逃げて、それが雪を溶かして凍ってツララになるんだけどさ。

 

今は断熱が良くなって、屋根に行く熱が無くなっちゃった。でもどんなに断熱が良くなっても、熱のロスをゼロにできるわけではないから、薪ストーブをガンガン焚いている家なんかは薪ストーブの位置にツララでできてたりするのを見ることはあるね。倉庫とかも凄いのができてるね(屋根の断熱ないから)

 

多分今度の寒波で雪が降った本州なんかは、ツララができたりするんだろうと思う。

 

 

食べてみて(笑)

2017.01.13 Friday

凍る煙

なんとも言えないこの写真。

 

 

ま、煙が結露したものが凍ったわけだけど、その他の要素としても

 

雪と最高気温がマイナス7℃とか8℃の日が続くと、角トップの風上側に雪つく→風がない時に雪を溶かしながら吸着と結露→再凍結 を繰り返しながらこんな自然美になるわけよね(笑)

 

いや、自然が作った造景はこんな汚いことしないね(笑)

 

 

まあ仕方ないのかもしれない。

 

今日は説教は無しだ(笑)

 

北海道では灯油ストーブの排気ですら結露で氷になったりしてる。ペレットもなってるね(笑)

 

特にごっさり薪を入れてゆっくり燃えるタイプのストーブのスタート時にこういう症状を起こすことは多い。

 

もう少し薪ストーブが大きい方がいいかもね。詰めすぎでスタート時とリスタート時の排気が濃すぎる気がする。トップダウンも好転するかもね。

 

誰も悪くない、って今日は思うことにしよう。

2017.01.12 Thursday

公衆薪ストーブ

公衆の場所についている薪ストーブはだいたい良くない。

 

レストラン、ホール、道の駅、などなど

 

暮らす道具ゆえ、暮らされてない薪ストーブはその真価を発揮しているように見えず、なんとなくピエロか客寄せパンダのように見えてかわいそうになる。

 

「わーあったかーい」

 

そんなこと言ってくれるな、ホントはもっとあったかいんだ。

 

そしてだいたいが管理が甘くなる。

 

全ての人が愛情をもって使ってくれるとは限らない。というよりだいたい何処も「なにこれガチャガチャだべや」になっている。

 

「店長が薪入れろと言ったんで入れました…」や、「えっ? 焚き付けってなんですか?」みたいなことも多いだろう。

 

火の神様が怒らないかとヒヤヒヤする。

 

だし、もっと本来魅力が大きいのに客寄せパンダにさえなれてないことに悲しくなることが多い。

 

 

かくいうウチが愛情こめて設置した函館蔦屋書店の暖炉もいつもガチャガチャだ(笑)

 

俺だけじゃなくヤキモキしている人も多い。

 

今日もガッツリ注意してこよう。

 

(こんなふうにキレイに燃やしてくれん)

 

かの石村真弓は言った。「すべての屋根に煙突を」

 

今日はこう読み替えたい。「全てのストーブに愛情を」

2017.01.08 Sunday

正月気分

あけましてて おめでとうございます。

 

さて、シレっと本題に入るか(笑)

 

子供の頃の話なんだけど、正月は昔は初売りの4日くらいまでミスタードーナツ以外は全部休みだった。ミスタードーナツってすげえって思ってたし、そこしか開いてないから行列してたよ。

 

正月気分を形成してたものはと言えば、、朝から晩まで晴れ着の正月特番垂れ流し、ミカンと餅以外はお雑煮とオマメさん(黒豆)みたいな普段あまり見ない食い物、非日常的なチラシの量(新聞の広告ね)、年賀状という年に一度のコミュニケーション。だろうね。

 

それらの量が日々減ってくと正月も終わるというもんだ。

 

ようは"ヒマ"でも正月だから仕方ない、というのが正月の色だったんだけど、

 

抜け駆けの商売人は掟破りの簡単な鉄則を実践。 "人が休んでる時にやったら売れるんじゃね?" になって。3日初売りが最先端になり2日初売りが最先端になり、乗っかって乗っかって瞬く間に正月は普通の日になった。ミスタードーナツは特別だったけどまた普通に戻った。

 

最先端は簡単に普通になる。

 

 

薪ストーブも普通になる。

 

ま それが目標なんだけどさ。

 

住宅雑誌で薪ストーブのある家を見てカッコイイってなったのが、もうそれが見慣れて普通になるとかっこよくなくなる。

 

日本もようやくそういう時期に入ってきてる気がするね。

 

まあ元々特別感をあおった売り方もしてないんだけど(笑)

 

色々今年も考え実行し妄想し前に水をやり地を固め沢山の人にあったかいを届けられるようになりたいというわりかし固い気分の今年の正月気分でした。

 

現場は5日が初仕事でした。

 

今年もよろしくお願いいたします。

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