<< October 2016 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

2016.10.31 Monday

廃材だけでは絶対に無理 2

昨日のでなんでネスターは大丈夫なの? という質問がチョイチョイあったし、ちょっと言葉足らずだったので書くか。

 

テクニカルな事書いてもあんまりオキツボ日記っぽくないし、そういうことって文章で正しく伝わりずらいから気が乗らないんだけどさ(笑)

 

ウケないし(笑)

 

 

ネスターはもともと少しの空気で燃やそうって設計なのよ。

 

少しの空気で燃やそうとすると簡単に言うと、くすぶるし、少しなんだから燃えが悪いよね。

 

だからみんなが知ってるように、プレヒーティングっていって燃焼空気自体を全量温めて(くすぶらないし)、その空気主体で燃やそうよ、的なストーブなわけよね。

 

なんでそういうストーブが作られたか、というのは、たぶん俺の推測で、ネスターの社長に聞いたわけじゃないけど、ヨーロッパは大出力のストーブが求められているわけではなくて、かと言って針葉樹を燃やすためにっていうんじゃなくって、誤解を生みやすくてもどかしいけど、"小さくキレイにゆっくり焚けるストーブ" を作ろうって意図をネスターマーチンから俺は感じる。

 

日本の針葉樹にそれがたまたまフィットしたわけ(ヨーロッパでネスターは針葉樹云々、、って言ってないからね)。

 

ネスターが少しの空気で燃やそうって設計なの、っていうのは、俺は感覚で言ってるわけではなくて、独自の検査方法でどれくらいの空気が使われているか、っていうのは各ストーブを実験に基づく"数字"で持ってる(笑)。だからホントの話なんだよ。

 

見せないけど(笑)

 

だからオキツボで書いてることは、やってることのちょっとだけ、って言ってるでしょ(笑)

 

 

プレヒーティングは今のクリーンバーンの系譜では主流になりつつ、で、色々なストーブに使われてるね。薪ストーブの全体的な鋼板化がそれを推し進めていると言ってもいいかもね。プレヒートと言えばその先駆けというか、古いのがモルソーの21だよね。プライマリも入るけど。あれは端材だけだと一年であちこち壊れるね(笑) 壊れない改造が必要。まあ、本国の記載にも確かクリーンバーンっていう記載は一切無く、プレ ヒーティングって書いていたような。

 

ほら、いくらでも書けるけど眠たくなってきたでしょ(笑)

2016.10.30 Sunday

廃材だけでは絶対に無理

廃材、端材、建材だけを焚いているストーブを見て、それらだけでストーブを全く壊さずに、って、結局無理だなぁって思う。

 

ネスターマーチン以外、メイスンリヒータみたいにブリックだけでできているもの、以外絶対どのストーブも壊れる。

 

なんで壊れるかってってーと、廃材は廃材焚いてるように焚いてあげなきゃいけないのに、

 

廃材焚いてるのに薪のように焚こうとするからさ。熱に強いとされる鋼板ストーブでも壊れてるね。壊れるっていうか、内部の熱酸化、廃材焚いてる人必ずあるよね。

 

"廃材、端材、建材" と "薪" は違う、し、同じ松と松でも、端材と松の薪は違う。

 

 

廃材だけで1シーズン過ごす、っていうテーマでやるとするなら、俺は全く壊さないで焚けると思う。(たぶん 笑)

 

ただ、やっぱり薪に比べてそうとう神経を使うよ。

 

神経を使って一冬過ごすより、使わないで過ごしたほうが絶対いい。

 

一冬神経を使って過ごす冬より、普通の薪焚いて薪ストーブから享受できるメリットはめちゃくちゃにでかい。熾火の豊かさ、広葉樹のあったかさ、ストーブのあったかさ便利さをより感じれると思う。

 

廃材はスターターとか、秋とか春に焚くのがいいね。

 

 

廃材を集め、廃材をこなす一連の作業より

 

薪を集め、原木から薪を作る作業は

 

楽しさで言うと全く、全く、、、全くの比較にならないほど楽しい。生の木の生命感、ニオイ、割り味、乾いていく過程。。

 

廃材こなし、と薪づくりは全く違う。

 

 

 

廃材、端材だけでは無理、って言うのをウチのスタンダードにしよ。ネスターマーチンとブリックでできているもの以外(笑)

2016.10.29 Saturday

カタログへの記載2

千歳の講習会の後、ダッチウエストさんに続き、オルスバーグさんのカタログに記載されましたので報告します。

 

 

一酸化炭素中毒が起きる可能性のない薪ストーブ生活の世界にはやくいけ、

 

早くそうなれ、

 

と思ってます。

 

前も書いたけど、ここからは俺の力じゃない。

 

でも色々なとこで色々な動きがあるからね。

 

動けばいいな。

2016.10.28 Friday

秋の風

森の中の現場にいて思ったんだけど、、秋の風の音は乾いてきてる葉っぱが擦れる音で、サワサワ、サワサワしてる。

 

これって秋の音なんだね。

 

緑のころと違うってことに気付いた。

 

緑がミーーーなら、今の乾いた感じはラーーーって感じ。

 

うそつけ。

 

ま、そんなの当たり前でしょ、と思うでしょ。

 

俺は、そんな当たり前のことに46回目の秋にやっと気がついたのか、と思ってね。

 

これからはこういう音に耳を傾けて秋を感じるのがあれだね。

 

…。

 

あれだよ。

2016.10.26 Wednesday

イッポサキのブラシ

昨日、ウチの煙突掃除ブラシを作ってもらってる会社から電話があり、

 

「以前相談を受けていたブラシなんですが、ちよっとアイディアが浮かんだので作ってみたんです!!送りますので使ってください!!」

 

と電話があった。頼んでないのに。

 

超嬉しかった!

 

ちょいと大き目の口径でさ。相談してたんだよね。覚えててくれて考えてくれたんじゃない。

 

「それがたとえ要望を満たさないものでも俺はちゃんとお代はお支払いします!! お気持ちに感動しました!!」

 

ってヤリトリしたんだけど、考えてくれた気持ちがホント嬉しいよね。

 

普通はアイディアができた時点で俺に相談するよ。図面とかでさ。

 

でも先に作っちゃおうってのがさ。

 

この人お金もらえるかどうかは覚悟して作ったよね。

 

この気持ち凄いわかるし、すぐアイディアを形にしたかったんだろうし、それを現場で使ってみてほしかったんたろうと思う。

 

いい。

 

いい気持ちの連鎖はどこまでもいい。一歩先にどんどんやってほしい。

 

ストーブ屋の秋は毎秋キャパオーバーでなかなかこうはいかないんだけど、そういう業者になれるように頑張ります。

 

 

あーー来るのが楽しみ。

2016.10.25 Tuesday

現場のラー

今日、屋根抜き工事を

 

していて板金屋さんと工具話しをしていると、板金を折り曲げる例のあの工具の名前が"マゲラー"というらしい。

 

 

日本人らしいイイ名前だな(笑)

 

ただ、商品名はこういうキャッチーで代表的なのがあると全部そうなってしまうことがよくあるね。

 

ウチのお袋はステンカラーコートの事をバーバーリーって言ってたようにね(笑) 大きくなってバーバーリーの意味を理解した時、お袋のステンカラーコートの裏地にあのチェックは無かったんだけどね。

 

そういうウチにも"マゼラー"はある。

モルタルのミキサーだけどね。

 

シーラー。レベラー。昔にはアムラー。やべえとりとめもねえ。現場に戻ります。

2016.10.24 Monday

富良野

市内および市内近郊の工事を進めつつ、富良野のとあるプロジェクトに参加するために行ってきた。3日半。片道450km。

 

ハードな日々だった(笑)

 

 

この日はこんな感じで天気はまあまあだったけど、あとは雪、風、雨で外の工事と中の工事との休憩もなかなか取れないようななか、チームに最終日のあの満足感と充実感をもたらせたのは、、、

 

一つはやっぱりお客様の笑顔とありがとうの言葉。

 

もう一つはこう思っています。

 

作るものには作り手の作った時の気持ちが入るんです。

 

だからあったかくてイイものを作りたい、って気持ちはいつなんどきも、痛くても面倒でも疲れても目や腰が限界でも一瞬たりとも負けてはいけないのです。

 

4日間の工事中、それはチームを通して勝ち続けれた。しかもそれもクライアント様と共有できた気がした(笑)

 

 

全ての現場でそうしてるんだけど(誰も気づいてないと思うけど)、最後、ヒーターやストーブに手を当てて気持ちを込める。なんて言っているかは秘密にしておくけど(笑)、なんかそれもよけい気持ちが入った気がしたよ。

 

いい経験。

2016.10.19 Wednesday

軽量ブロック×レンガの相性

高い材料でもない。

 

広いスペースが存分に与えられたわけでもない。

 

何個かの工夫やアイディアと情熱がうまくいったと思う。

 

 

なんていうか、、、凄いよくない?

 

凄い気に入った。

 

このお客さんより俺のほうが気に入ってるかもしれない(笑)

2016.10.18 Tuesday

でも、天板450度

「それでもイイ」とはカタログにも、取説にも書けないと思う。

 

だけど、今日の取説のヘルゴンも、ウチの店の7110も、あそこについてるCI-1Gも、いろんなストーブ、、、

 

天板は450度になる。

 

ダンパー機はダメだよ、ダンパー閉めた時の運転で天板がそこまで上がるってことは、違うところに何か起きているし(笑)。

 

でも、ウチの71も炉内は別に熱酸化してるとこなんて無いからね。ぜーんぜん。

 

でも、イイとは公言できないんだろうと思う。俺もおきツボ日記では言わない。

 

でも、俺は自分のお客さんには取扱説明でイイって言ってる。

 

でも、熾ツボにっきを読んでいる不特定沢山にはイイとは言わない(笑) 

 

でも、ウチで売ったストーブでぶっ壊した人なんていないよ。

 

でも でも。

2016.10.17 Monday

薪の大きさと住宅性能の関係をしつこく復習したいと思います

加藤くんが「今日のカトーの名言」でイイこと言ってる。読んでみて。

 

火持ちさせるたせめに焚くんじゃなく、暖まるために焚く。

 

いいねえ。相変わらず男らしい言い口だね。

 

 

 

これはハッキリとそういう認識じゃない地域がある。

 

長野だ(笑)!!

 

誰に聞いても"24時間運転。デカイ薪。長く燃やしたい。"

 

北海道は "間欠運転。小さい薪。効率よく燃やしたい。"

 

逆だっつーで。

 

これは何の差だかっていうと、住宅の断熱性能の差。

 

これは、一年ちょい前に俺がイイこと言ってる(自分で言うな!! 笑)からもう一回読んでみて(うざいね 笑)。

 

新聞紙を見ればその国の工業レベルがわかるという。

薪と薪ストーブを見ればその地域の住宅の断熱レベルがわかる。

 

 

 

写真は北海道リンクアップさんからお借りします!

 

スマホ版

ABOUT
ENTRY TITLE
CATEGORY
ARCHIVE
COMMENT
RECOMMEND
FEED


(C) 2024 ブログ JUGEM Some Rights Reserved.