<< December 2014 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

2014.12.31 Wednesday

2014

ゴール付近でバランスを失ってそれでもなんとか滑り込んだ、みたいな感覚ッス(笑)、今。

至らない部分、色々あるなかで、2014の終わりを迎えました。

しかし反省ばかりではなく、
ストーブをウチの会社で初めて7シーズン目。実はなんと、今年が最も成長できた1年になった。

新規や2年目くらいの店って覚えることや勉強でいっぱいだと思うけど、

そのスピードも突き放すほどの(笑)、かといって大体のことわかったつもりになってるベテラン店が全く追いつけないほどの(笑)、実りの多きな年になってよかった。ま、旬っていうヤツ?(笑)、石原さとみみたいなもんさ(笑)

ずっとモンモンと妄想したり勉強したりしてたものと内容がやっと噛みあってきた感じで。ここに来たら来たでどんどん面白いその先が見えてて来年は来年で楽しみ。気を引き締めて、仕事します。今年も一年、お世話になったお客様、仲間たち、本当にありがとうございました。



話題を変えて(笑)

250km離れた大都市、札幌に年末に工事に行ってきました。

クライアントはFさん。だいたいの薪ストーブ屋より薪ストーブのことが詳しく、勉強家で情報収集能力もパンぱない。そして何よりこのFさんが素敵なのは、勉強した知識にとらわれない"本質"を捉えようとするその方向性と、それを実現していく情熱とお人柄。

それだけこだわった家づくりや、その一つの軸として在る"薪ストーブ"。

特にそのストーブ選びに関しては、僕の持っている情報を全てニュートラルにお話しして、Fさんに答えが降りてくるのを楽しみにとにかく待ちました。その待つ過程も楽しかったよね(笑)

家で輻射熱と対流熱がどういう風に作用するか。

超高気密住宅で外気導入無しで、安全に確実に焚くにはどうしたらいいか。

このFさんの工事に携われるのは、薪ストーブ屋として、誇りのあることだと思って仕事しました。

ここは誰でもできないよ。

ファイヤピットが出来てよかった。


来年もこれを沢山つくろう。

2014.12.26 Friday

端整

真面目なヤツだな。

もうちょっとひねくれててもいいよ。

そんなそんな、全てが思ってるようにはいくわけないもの。

いや、おまえのまっすぐ育ってきたというそれを否定するつもりはないよ。

もちろん素晴らしいことだと思う。

できれば俺もそうしたかったかもしれない。

でも俺も醜いながらこうやって生きているわけだし。

正解は一つじゃない。モノサシも一つじゃない。そんなものに上も下もない。

だからいいんだ。



すんげーキレイなこじゃない?

写真見てたら、そんなこと打ってしまってたね(笑)

会話だね、木との、もとい、自分だね(笑)

2014.12.24 Wednesday

違和感と薪棚

先日みえたお客様が、「ウチのストーブは、一次、二次、三次燃焼までするからね」とおっしゃってた。

札幌のディーラーさんで取付したお客様らしいけど、

そういうところに特化した"商品"説明されたんだな。

俺は絶対にそんなことしない。商品じゃねえし。

ちなみに三次燃焼するストーブなのに、メンテは5年に一度、と言われたらしいです(笑)


薪ストーブの教科書ってどこにあるんだろうね。安全とか、理屈ってどこに書いてあるんだろう。

"ノウハウ"だとか言って、しまっているうちは、日本の薪ストーブ文化は成熟への道をたどらないね。そのあたりに転がってて全然イイと思うけどね。

煙突の役割は何なのか? ドラフトって何なのか、クリーンバーンって何なのか、二次燃焼って何なのか、

知らない、考えてないストーブ屋やメーカーが多すぎるね。


話題を変えて(重すぎたわ!! 笑)

今日作ってきたステキな薪棚。



3列って初めて作った気がするけど、めんこいね。なんでこんなにめんこいんだろう。
今何作ってもめんこくなる気がする(笑)

2014.12.22 Monday

28.8

この年末ムードみたいのやだホント。焦る。

ある日のうちの2F



これ以上はオーバーヒートだと思うけど、

道産子の皮膚感覚でいうと、薪ストーブで28℃はまあ全然アリ。

他の暖房でこの温度になったら気持ち悪いと思うけど。
 
これでもずっと焚いてるわけではないからね。焚いたり消えてたりの間欠運転。。

セコく焚いて間欠運転してるわけじゃない。

オーバーヒートするのがイヤなの。

まぁ、普通セントラルヒーティングの家はギリギリで暮らしてる人ばかりだろうから。

 
それ考えるといつも言ってるように薪ストーブで暮らしている人だけが、冬暖かく過ごしてる。

2014.12.20 Saturday

煙の全然出ない薪

先日新聞にこんな記事が載ってた。



煙と、匂いね、この「煙の全然出ない薪は無いでしょうか?」っていう札幌の女性の方が言うのはよくよくわかる。
俺も薪が燃えた匂いって桜だろうが、リンゴだろうが、嫌いだ(笑)

低温で燃えた匂いはすげー大嫌いだ。

ヘタクソな焚火をしてる近くなんか絶対行きたくない、鼻の中に匂いがついて何日もその匂いと過ごすことになる。

匂いも煙も出来るだけ、出してはいけない。

特に、近所に家があるという街ん中に住んでるひと。

乾いてる薪を使えば、海外製の高いストーブを使えば大丈夫、って問題じゃ全然ない。

隣の人に迷惑かけてないか、っていう想像力だ何事にも大事だと思う。

薪を長ーーーく燃やそう、って発想は、匂いも無く実現は絶対にできないからね。それ自体もうやんなくてイイと俺は思っているんだけどね、街ん中では。

2014.12.17 Wednesday

逆輸入のきぶん

ネスターマーチンの京阪エンジニアニングさんのカレンダーが届いた。

届いたら去年に引き続き、我が日和グループのニセコ支店、湯口さんの写真だ。

なんか嬉しいのと同時に、逆輸入って感じ(笑)

身内のものが外に出ていって、また戻ってくる感じ(笑)? なんか誇らしいじゃん(笑)

身内のものが外に出て行ってまた戻ってくる感じといえば、
お中元に京都の京阪さんから、ジャガイモが届くんだけど(笑)、それもそう思うね(笑)

行って戻ってきたか…って思うね(笑) 行ってないし、戻ってきてないけど(笑)

京阪さん北海道に引っ越したほうがいいね。

外に出て行ってまた戻ってくるといえば(しつこい 笑)、札幌のリンクアップさんも夏にトウキミを送ってくれるんだけど、それも、都会から戻ってきたか…、ってほほえましく見てしまうね(笑)

長野のウイングさんから届くモモは、北海道に絶対に無いレベルの、「ウソだろ、木にこんなもんなるの??」ってモモだったね。

何の話だかわかんないね(笑)
俺がこのカレンダーで凄い好きなのが9月。



すげーな。
飛んでて、あそこ撮りたいとか思って旋回して、操縦桿をマタに挟んで、カメラで撮ってるんだよこれ(笑)
そういう想像もさることながら、配色とか、色のバランス、低木のこっちでいうとこのウルシみたいな、ピンクの紅葉とさ、全部に光があたっててトウヒの緑が柔らかくってすげーいいね。

函館でも少人数で講演やりたいな。
湯口公の絶対にすべらない話(笑)

2014.12.14 Sunday

30年現役のモルソーのまわりにあるもの

先日行った長万部(おしゃまんべ)の現場の帰り、ストーブを設置した後、元請さんのかなや金物店さんにお邪魔させていただいた。

そこには、30年以上前のモルソーが現役だった。

部品も一生分既に保有しているという(笑)

24センチの薪が鋳物を通して、上質な輻射熱で暖めてくれた。雰囲気がホント、昔のものっていいね。


初めて金谷さんにお会いしたのだけど(20歳くらい歳が離れている方ですが)、ストーブを囲んで古いお付き合いをさせていただいてるように話が出来たり、

明るい太陽のような奥様が、「こうやってストーブの前でお客さんが帰らないので困ってる」と笑ったり、

何故かまた必ず来たい、と思うかなや金物店、長万部駅前。すげーー。


薪ストーブがもたらすもののいろいろ、色々あると思うけど、

いってみればそこにはそういうものが沢山あった気がした。

ストーブの性能云々じゃなく、
そういうことが大事なんだと思う。

2014.12.13 Saturday

薪棚の庇

北海道は今建ってる家は、庇(ひさし)の無い建物ばかり、、何でだっけ。
 
コスト削減から来てるんだっけ。
 
薪棚に庇、。

無用の長物かもしれないけど、
 
絶対にあったほうが、カッコイイし、
 
何より薪を取る時、濡れなくてすむ。雨とか雪溶けのとき。



庇だすと急にかっこよくなる。

DIYでやってる人は出したらいいよ。

2014.12.11 Thursday

煙突のような肉体、そして人生(笑)

石炭のようなタールの塊。

昨日回収したヤツなんだけど、

これでも全部じゃない。

超寒い中、屋根の上から一時間半突っつきまくったけど、全部は全部取れなかった。

煙道にカッチカチに着いたタールは、基本キレイに取ることはできない、特に土管の集合煙突。




これもでもね、
キレイに焚いて、排気温度がコンスタントにいい温度で煙道を暖め続けると
タールがゆっくりゆっくり揮発して、石のようなものがだんだん比重が軽くなって、カサカサになって取れることがある、次の年。

火をつけてはいけない(笑)


日頃の悪行を煙突掃除という薬に頼るより、日々の積み重ねが大事なんだ、って

これはもう、肉体のことであり、仕事であり人生のことだな(笑)

2014.12.10 Wednesday

アンティークレンガ積み

アンティークのレンガは、積むというより、元に戻してあげる、みたいなイメージが大事だとおもってます。

生意気ですが(笑)

もしかして建物のカドをそのまま持ってきちゃった!? みたいな雰囲気が好き。


めんこい雰囲気でやりました。

ウチは、ウチら自体が例えばこの炉台を積むためにパネルヒーターを撤去したり、床下を補強したりするのは誰かに頼んだりしないし、

あなたが打ち合わせした人が現場に来てレンガも積みます。

あなたが打ち合わせした人が煙突を組み立て、ストーブも搬入するし、

取扱い説明もする。

結果忙しいメで自爆のこともありますけど(笑)、お客様のためにはそれが一番だと思ってます。

小さな奇跡を積み重ねるか、"やるだけ"、になるか、とすれば、仕事減らしてでも前者だな。。。

ま、やりたいことまだまだ沢山あるし、色々考えてます(笑)!


乙部に緊急煙突詰まり行ってきます。緊急の割に70Kmもある・・(笑)

スマホ版

ABOUT
ENTRY TITLE
CATEGORY
ARCHIVE
COMMENT
RECOMMEND
FEED


(C) 2024 ブログ JUGEM Some Rights Reserved.