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2012.04.18 Wednesday

切り株が北海道

大きい栗の切り株が邪魔だったので、小さくしてドンコロにしようと斧を振った。

3つ又だったので、端からそいでいく。

そしたら、北海道に似ていることに気付き、

最後の二振りだけ、意識して振った。



わかるかなー?

ちなみに、都市の名前を書くと、こうなる(笑)




キテルね。

斧でやったことに意味があるのさ(笑)

店に飾ります(笑)

2012.04.13 Friday

土に還る

久々にすげーいいのがあった。

土に還る途中に遭遇した気がした。



なおかつ現役。

家の中には、モルソ2Bの古いやつと、CI-1の古いやつ、があった。

工房 塒 (ねぐら) さん、陶芸家さんだ。

土に還って、またこねる。

かなり短絡だけど(笑)

何十万年短絡したけど (笑)


そんな短絡を思い浮かばずにはいられなかったね…

2012.04.11 Wednesday

開かれた国の野球少年

1990年頃、村上龍が書いたエッセイ、

"開かれた国の野球少年は、大リーグを目指す"

を思い出す。


 たとえば、野球がとてつもなくうまい子供がいるとする。普通だったら将来は巨人に入りたいと考える。もし、日本が本当に世界に開かれている国なら、大リーグに入りたいと思うんじゃないか。世界の最高のレベルで自分を試したいと思うはずだろう。サッカーに自信があったら、ブンデスリーガでやりたいとか、ブラジルに行きたいと思うはずだ。素直にそう思う子供が出てこない限り、文化も何もないんだよ。でも、変わりつつある。・・・


今まさに、のびのびと大リーグや欧州で活躍するサッカー選手のことを考えると、村上龍がこれを書いた頃に比べて、ずっと世界が近くなった気がします。


実は、僕ら、煙突掃除人もそう。

長野のマキメンさんが、今アメリカから帰国している最中。



彼みたいな開拓者のおかげで、僕らの道のずっと奥は、世界につながっている、って感じさせてくれます。

俺もそういう道の麓に立ちたいと思っています。


2012.04.09 Monday

こう言われました。

よく、本州から移住のお客様がみえる。

みんな、本州のストーブ屋さんに行った時、こう言われたと言う。

針葉樹はダメだって言われた。

触媒式は壊れやすいからやめたほうがいいといわれた。

触媒式の方が排気がキレイなんでしょ?

朝まで焚けます。

根元まで二重煙突じゃないと詰ると言われました。

等々…。


なんか聞いていて、がっくりくる。そんな店ばかりか。

よくもまあ、本の書いてるようなこと、さもそれが全てのように言うな。

まぁ、的外れではないけど、それが全てでは全然無い。

そもそも正確に答えてあげるには面倒くさい質問だ。でもその義務があると思う。本やカタログに書いていることなら、お客様の方がよく知っている。

全然それでいいのさ。

ショップの人が薪ストーブで暮らしているかどうか、が大事だと思う。

だってバイク屋の店員がバイクに乗らない人だったら?

杉本のオヤジの家に鉄が無いのと一緒。

斉田さんの自宅が実はRCなのと一緒。

ミズタニテツヒロ建築設計が、ハウスメーカーに住んでいるのと一緒。

そんなこと絶対に無い。

みんな何かモノを作っているけど、モノ自体の価値より、それと同化した暮らし自体の価値の方がずっと大切で意味のあるものなのさ。薪ストーブも、当然そう。
だから使わなきゃいけない。


ああすっきりした(笑)


ウチは、現場のオサムまで薪ストーブ暮らし。

2012.04.06 Friday

ビニールハウスで薪は乾くか

前からそう思ってたさ、疑問に。

でも土からの湿気を止めて、適度な換気をしてあげれば高温で湿度の低い状態が作れるはず。

で、

殆ど廃材でさくっと作ってしまった(オサムがね/笑) さすが、うめーよな。 

細い部材で丈夫に作ったわ。そういうの好き。



下の土からは湿気が上がってこないようにつくりました。

見難いけど、棟にパッシブ換気がついています(ただの50のパイプ/笑)



給気は、必要に応じて、下部に開口します。

まだ雪が降ったりしているので、そんなに温度は上がってない。。


これでする実験は、


わかるべ(笑)

字汚くてわかんないしょ。魂で感じてくれ(笑)

楽しみ。

2012.04.05 Thursday

勇者の証

細薪は、山から木を降ろしている人でなければ持っていない。勇者の証だ(笑)

細いものは売り物にならないからね。

それでもまだまだ山に投げてきているけど、これくらいのはちゃんといただいてきている。



これを真っ二つに割る手間をかけるのが、また勇者だ(笑)

ゆっくり、細薪と戯れよう。

細薪の小割は、勇者しか持っていない 焚きつけになる。

広葉樹の小割はすぐ熾火になる。

安定燃焼の最大の近道だ。


小割を薪セラーに積むと、大きさが揃わないのでなんかかっこ悪い。

それを押しても、勇者の証とずっと戯れたい。





2012.04.04 Wednesday

薪切機

昔、薪屋が軒先に薪を置いていき、その後薪切屋というのが来て、薪を切って割っていく。。

そういうのが昔北海道ではあったんだけど。話で聞くだけ、とか白黒の写真があるだけ。

俺がいつも世話になっているアニは、今でもそれを持ってて、それで薪を切っています。タイミングみて撮ってきた。


これはきっと日本初の映像に違いない(笑)


喋りながら撮ってしまったので、仕事中見てる方は注意(笑)!!

会話がなまっててウケる。

昭和43年製の水冷エンジンだそうだ。いきなりラジエーターにヤカンのお湯を入れているショッキングな映像から始まるけど

このほうがエンジンかかりやすい、とアニは言っている。




古いものを大事に使うアニは本当に現場職人の鑑だな。

そして丸太が無かったので、

薪を切ってもらったよ




おがくずは、サークルソーが収納されている木の箱に全て溜まるようになっていて、

当然アニは、そのおがくずも肥料にしたりして大事に使う。


アニのこういう生き方を見ていろいろ思う。。。

山を切り開き、畑を作り、家畜を飼い、この地に根ざした。機械の一つも無い時代だ。

一本の木を倒し、馬とスコップで根っこを起した時代。

アニは入植したジイサマから数えて3代目だ。

いつもその話を誇らしげにしてくれる。

自給自足に近いこと、山に暮らす、ってことは、とても難しいものなんだな、ってひしひしと感じる。

畑だって、家畜だって、薪だって、全て、命がけなんだな。

アニがしている暮らしはとても一代では成し得ない、重みを感じる。

2012.04.03 Tuesday

ハウス オブ ザ イヤー

最近(去年以降)見た住宅の中で、ダントツに素晴しい家がある。

その家が佇む、存在とともに発する穏やかなコンセプトは、既存の価値がつまらなすぎるという転換を起こし、いろんなことが悲しくなってくる(笑)

何故なら、ボクはそんなつまらない、家に住んでいるから(笑)

その人は斉田さん、という。

職業は、大工、だ。

まさに大工らしい大工。

そう、昔は家って大工に頼むもんだ。大工が考え、大工が建てる。

斉田さんは材(木)を買い、挽くとこから始まる。

それは道南近郊の杉がメインになる。(下の写真の構造材は珍しくトウヒ。あれっ、トドだっけ?)

金物も接着剤も使わない。今風の手間を省きに省くことでコストダウンされた家の対極。

そんなんで家を建てられるのは、奇跡の贅沢だ。

だから、もやっとする(笑)



全て道南の無垢材。構造体の美しさは、当然全てあらわしてそのまま仕上げになる。

外装ももちろん杉。

メーカーや設計屋さんが意匠で杉板を使うのとは、気合が違う(笑)


斉田さんはボクよかちょっと歳は下。

紹介します。

連絡ください。


斉田さんはブログを書いています。
http://daikuayazo.exblog.jp/
たまにボクも出ているので探してください(笑)

反原発のこの記事はとても面白い。
http://daikuayazo.exblog.jp/18067476/

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