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2012.03.31 Saturday

大間原発敷地内、あさこはうすに行ってきました。

今日は沢山アタマの中に情報を入れすぎて、ちょっとこんがらがってます(笑)

行って帰ってきました。


まず函館の人に言いたいです。

函館からなまら近いとこに原子力発電所があった!!

駅近辺に住んでいる人だったら、大沼くらいの距離に世界初のフルMOXがあるわけだからね。

単純にヤバい、と思った。


つーか、昨日のFacebookの55いいね!って凄いね(笑)、普段2とか3なのに(笑)

関心高いね。

やれることは沢山ありましたよ。

どういう風に組み立てていくかは、これから考えます。

まあでも何はともあれ、第一期工事は、解体→薪ストーブ工事→伐採/薪づくり ですね。

それは隠さないで言っておきます(笑)



工事出来高約40パーセントといわれる大間原発。

北海道は本州と違って、冬の暖房エネルギーって膨大。一冬暖房に普通15万円くらいはかかる。
薪ストーブ暮らしの人は、再生可能エネルギーを使ってるわけで、電気に頼らなくてもあんなに暖かく豊かな暮らしがあることを知っている。


無視は簡単。原発に反対なのか、反対じゃないのか、ちゃんと考えてみて欲しいと思っています。



2012.03.30 Friday

薪ストーブ暮らしなので 原発には反対です。                                    (大間原発/あさこはうすに行って来ます)

去年の11月にやっと知った"あさこはうす"に、明日ようやと、行って来ます。

その時書いた
原発反対という意思
あるはずです、あった



大間原発敷地内にあるあさこはうす。

あさこさん達がいたおかげで、稼動してたはずの大間原発が、まだ現在、稼動せずにいます。

ボクらは既に恩恵をうけているのです。


あさこさんやあつこさんがやっていることは、

原発敷地内に暮らしを営むということは、

世界一穏やかな、しかし世界一強い、原発反対運動だと僕は思っています。



薪ストーブ暮らしなので
原発には反対です。


ファイヤピットのコンセプトは大袈裟にはそれだけです。

一番最初の思いは、そういうことだと自分の中にあります。


現地でやることが沢山あって、明日はその雰囲気を掴む為、です。

薪ストーブをつけたり、
来年の薪のこと
敷地を流れる川の整備
ヤギだか羊を飼うってあつこさんが言ってた(笑)
風呂つけたい
いろいろ、
いろいろですよ。

"動ける身体"が、世界最小最大の原発反対につながることが、嬉しい。


ファイヤピットはあなたにも期待しています。

2012.03.26 Monday

笑うスコップ

(薪ストーブ屋スコップは使わないけど、スコップのことをぜひに書きたいです。)

  凄く原始的な道具、スコップ。

  スコップが好きだ。

  ていうか、みんなが嫌がる穴掘り、嫌いじゃない。



← 現場職人の定番 愛用の金象







ヒトは恐らくずーーっとこうやって穴を掘ってきた。電動工具や重機を使わない手掘りは、例えば2000年前にやっていることとほぼ、変わりない。

土工、現場職人、稼ぎ人や奴隷や罪人、今までの歴史も含め沢山のスコップを持ったヒト全てと同じ土俵に上がっている、気分になる。

スコップと出合ったのは24歳。東京から函館に戻ってきて、体力では誰にも負けないなんて思ってた時期、、、

日曜出勤で60歳近くのマツオさんと現場監督と、3人で穴掘りに行くことに。

北海道の暑くない6月、Tシャツ一枚でびしょびしょに汗をかいて掘っていた。

無我夢中になって、ふと後ろを振り返ると、60歳近くのマツオさんは、汗もかかず、急ぎもせず、俺の倍も掘っていた。

スコップを体力仕事だとバカにしてた俺は、スコップにしこたま笑われたのです。

それからスコップと本気で付き合っています。

スコップを一度も簡単だと思ったこと無いです。


この経験から得たものは、薪ストーブ屋としての今も、一つ一つの作業に物凄く生きてます。


ありがとうマツオさん。


2012.03.24 Saturday

YAYA

薪割りでYはタテに割く方向に斧を入れる。

つまり、一個のYを半分にすると二個のYになる。

生々したやつは、こんなんでも二つに裂ける。



yaya になってるでね(笑)

薪アルファベット募集(笑)!!

あれっ

新しいコーナーの誕生かっ!?



2012.03.22 Thursday

栗の幼木

前々から、

ずーーっとあなたに伝えたいと思っていたことがある。


栗の幼木の樹皮。。写真汚くてごめん。



栗の幼木の模様は、絣(かすり)に似ている。



それだけ(笑)

それだけをずーーーっと、

言いたかった…。



2012.03.21 Wednesday

斧のディスプレイ

しかし俺も偉くなったもんだ。

朝に、紙にさっと書いたやつをオサムがさっと作ってくれた。

在庫の斧のディスプレイで悩んでいたのさ。



枝ってかわいいね。

こういう曲がったり、頑丈にくっついてなくてもいい、みたいなかっこだけのものって大工って逆に難しんだけど、

うまく気持ちをコントロールしてやったね(笑)

たぶんこういうのはカトーくんでちょうどいいと思うんだけど(笑)


枝でなんか、ってちょっとイイかもね。

天然の形を生かしながら色々できるかも。。。。

2012.03.20 Tuesday

スイスにはやられた。。

放射性核廃棄物 とか 原子炉 とか、あんたら、とか。

こういう言葉ってよく聞くよね。

このあいだ知ったんだけど、今の科学で、人間が処分できないこれら廃棄物をどうしてきたか知ってる???

その一部は

なんと

ななんと!

海に捨ててたの!!!

びっくりするよね。

しかも認知が甘かった大昔の話ではなく、1993年に禁止になるまで、だよ。1993年てこないだじゃない?


しかもアルプスの少女ハイジな、自然でエコなイメージのスイスも、福島の事故で海洋に出たと推定される量と同じ量を投棄してたりする。
しかもスイスには海が無い(笑)いや笑い事ではない!!

ただ、海洋投棄の場合は一応投棄地点や投棄手段(コンテナ、固化等)などを調査・検討の上での投棄であるので原発事故による海洋への漏出による影響とは比較は出来ないらしいけど…。

イギリスや旧ソ連なんかは、この何倍も投棄している。。

このあたり読むとブルーになってくる。。。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%B7%E6%B4%8B%E6%8A%95%E5%85%A5


↑ 日本やロシアもこんなに近いとこで投棄してる。。



北海道は暖房のエネルギーが大きい。

色々な一長一短、色々な問題があるけど

オール電化を選ばないのも、確実に一つの意思表示だと思う。


2012.03.18 Sunday

最高の労働

とにかくいつも思うけど、自分の薪を作るより楽しい労働ってあるだろうか。



無いと思う(笑)


山があって

チェーンソーがなまら切れて

運ぶ術があって

できる時間があって…

腰を壊してない(笑)。


そんな汗かくのがこんなに面白いことって間違いなくほかに無い。

2012.03.16 Friday

逆の気持ち

電話で"上のアミアミ"が壊れてるから、欲しい、という電話をいただいた。

「ストーブは自分でつけたんだけどあんたのとこで、部品売ってもらえるかい?」

ボクは何のことかすぐにわかるけど、

そのお方は、アミアミが何だかも知らないし、どうやったらそれを活かせるかも知らない。

これはフェデラルコンベクションヒーターの触媒のことだけど、こういうのが年間何件か、あります。

大体、合板焚いたり、メチャメチャになってることが多い。


今年既に2件。



これはメーカーが悪いとしか言いようが無い。

イイストーブなのに、ストーブの性能を含めた幸せな薪ストーブライフを提供しているとは全く言えない。

お客様はかわいそうだけど、

大体の人はメンテの必要性なんかはわかっていただけない。そんなのしなきゃいけないの??なんて軽く言われる(笑)一生懸命説明させてもらうけど、なかなか難しいね。

よってなかなか修理までこぎつけない。。

ムダに薪を焚いて、何十万もした薪ストーブは何年かでただの鉄の箱になってしまう。



まあ、そういうのはメーカーには必ず戻ると思います。



取扱い説明をして、お客様の夢が叶う瞬間に立ち会って、幸せな気持ちをおすそ分けしてもらってイイ気分の

逆の気持ちになりますね。


そういう顔が見えていて欲しいなぁ。

2012.03.15 Thursday

作業の反復

山で木を伐っていると、今時期は多すぎた雪のせいか、少し増えた体重のせいか、足がとにかく埋まる。

軽々と膝上まで埋まる。



抜け出す為に出した左足もまた 埋まったりする。

埋まっては抜け、埋まってはまた抜けを繰り返して、フトモモに乳酸を感じそのたび今まで何回も何回も思ったことをまた思い出す。

それは

現場仕事は人生と似ている(笑)

埋まっては抜ける。

そして一歩前に進む。

進んだと思ったら また落ちる。

体重が増えたせいかもしれないし、季節のせいかも知れない。

油断すると、道具に笑われたり

仕事に怒られたりする。

たまには褒めてくれたりもする。

失敗から学び失敗を取り戻すために本気になる。

そのいちいち全てが身体の辛さと一緒にあるのが、現場仕事の素晴しいところ。

本当にリアルだし、全てに教訓が隠れてる。

そして俺達、現場職人の一番の自慢は、これをずーーっと、反復できることだ。

知ってるから終わりじゃない。

やったことあるから終わりじゃない。

どんなに知ってても、新鮮な気持ちで何度でも反復できる能力。それが現場職人の力かな。


薪ストーブ屋さんの仕事は接客や、図面見積りなどのプランニング、そして組立搬入メンテなどの現場があるけど、

ボクはダントツで現場が好きで、これからも現場にこだわり続けたいです。


メールで全国のみなさんから色々な相談を受けますけど、薪ストーブ買うのは、現場に出てる人から買ったらいいです。






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