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2009.07.31 Friday

みにくいあひるのこ

みなさん知ってると思いますがスキャンのCL-1Gは廃盤になりました。

日本ではタイヘン人気のあるストーブだったんですけどねー

ウチの取引先のウッド工房さんで、この"みにくいあひるのこ"を焚いています。

今日見えたお客様もあひるのこユーザーでした!!

 

このストーブの操作の特徴は
一次燃焼空気と二次燃焼空気の二つの空気調整とシンプルな感じがしますが
とーーーってもこの二つで色々なことが出来ます。
出来ます、というよりかはマニュアルドライブを楽しめますねーー。
すごーく操作レンジが広いストーブで、触っていて楽しいストーブです。

重量も確か80キロ。普段持っているストーブの約半分です。
私はマッチョでないですが、ショールームから一人でトラックに積んで一人でおろして
一人で設置しましたね。
だからなのかな??
天板の温度が高いような気がします。ドーーンと上がる・・・

シガー型。人気ありますねー。

このストーブでも工夫次第では調理も!
ワッフルはかなり上手に出来たらしいです。

今日で雨ばかりの7月、終わりですねーー
普段だったら黒人さんみたいになっている私の腕もまだ白いです。
いや、黒いといわれますけど
まだまだ黒くならないと
夏が来た感じがしません!!
8月はちゃんと夏だといいですね

2009.07.28 Tuesday

単一樹種のススメ

 ココでは一度も触れていませんが実は私はダッチオーブンニストでもあります。
何故触れていないかというと、もっぱら炭でやってしまっているからです(笑)
(これからはどんどんストーブ使いますので乞うご期待!!)


ダッチオーブンをやってて思うのは、火加減が蓋取らなくてもわかるようになるまでがタイヘンなんですけどね。食材にイメージ通り火を通すには大事なテクニックなんですよね。
蓋開けてみたら真っ黒、とか、生!とか無いようにね。
その一番の近道は
いつも同じ炭を使うことです。

毎回同じ炭を使うことで中身の様子が蓋を開けなくってもわかるようになります。
ホームセンターで毎回違う炭を買ってきて使っているようじゃ、絶対に上手くなりません。
いつも偶然に頼るか、せっかく重い蓋をいつも開けてみなければなりません。
材料を鍋にぶち込んで「後は鍋が調理してくれる」というのは、同じ炭だととってもわかりやすいのです。


実はシーズン一年目の方は、(なかなかありえないんでしょうけど)、同じコンデションの同一樹種が、ストーブの燃やし方、ストーブの状態を知るにはとってもイイです。
ナラならナラ。ブナぶなブナ。いやブナならブナ。ややこしい・・・・・

「あれっ、今日は何故だか燃えが悪い」とか「何でだかあったかくない…」というのが、単一樹種だと、ストーブの方、燃やし方なんかに問題があるということで、ここでどうしたら燃えるか、とか、どういう調整したら暖かいか、ということを早くちゃんとわかる気がします。

それがバラバラの薪だと、ナラを入れたら暖かいはずなのに 何かわかんないやつ入れたら
暖かく焚けないとか。
いつもの調子で焚きつけしていつもだったら焚きあげていけるのに途中で消えた、とか。

3㎥くらいでも同じもの焚き続けると、すごいわかると思います。
次違うの焚いたとき、熱量の違いもよくわかる。

オススメなんですけどねーー

なかなかそういう条件にはならないですよねー

2009.07.27 Monday

悩めるフェデラルコンベクション4

薪の大きさってどのストーブにもいえることだけど、非常に非常に大事だと思います。

私のストーブが バーモントキャスティングス ディファイアントだったら
メインは50センチ〜60センチの薪を作ります。大割りは2シーズン乾かしたものを用意。厳冬期には熾きを沢山作って片手じゃまったく持てないような大割を入れて、一日に3回とかしか補薪しないとか(笑)大きいストーブならではの焚き方を堪能したいからです。

でも、40センチの細い薪も沢山つくります。60センチの薪を上手に燃やすためです。

暖かいときに焚く用の薪も作るでしょう。


ストーブーには給気レバー、二次燃焼の給気レバー、排気ダンパー、色々ついています。
それ以上に欲しい火力に調整できるのは薪そのもの。

ストーブの機種によってはそれらのレバーなんかそんなに関係ないくらい。

ストーブの火力調整は薪と焚き方が7割、なような気がします。


フェデラルには私は大きな薪はそんなに必要ないと感じています。
中割でもホントゆっくり燃えてくれる。
大割はそれを長い間ガス化できる大量の熾きが必要だからです。
かえって燃やしにくい。し、低温焚きのリスクが大きいです。
灰受けのドアの裏テカテカとしたタールがついていませんか??
低温焚きになっている証拠だと思います。
煙筒の中も同じ現象になってる可能性があります。

逆に言うとそこまで温度を下げて焚けてしまうから、ということもあります。
エンライトなんかでは、そこまで下げて焚くのが出来ません。
下げよう下げようと思っても、燃えてしまうストーブなのです(笑)

前に薪を作った後の樹皮を大量に焚いたことがあります
それらはエンライトではただの炊きつけ、という印象です。
でも触媒機では、樹皮でも物凄く暖かく燃焼してくれます。
細薪を心がけたほうが、フェデラルは上手に燃焼できます。




2009.07.21 Tuesday

悩めるフェデラルコンベクション3

 フェデラルは変わったストーブなんだ、と認識を持ってしまえばイイ、とこのあいだお話しました。

いやしてない(笑)

どうもみなさんとフェデラルが上手くいかないのは、オーセンティックな佇まいは、どうも「ボクはごくごく普通の薪ストーブです」、という勘違いを起こさせるのではないか、と。

イヤイヤボクは結構な変わり者ですよ。

という感じですから、フェデラルは。


そしてよく聞かれるのが、ダンパーを閉めるタイミングです。
説明書にはプローブ温度計が何度になったら…と書いていますが私が推奨しているのは

ダンパーを閉めると排気はキャタリティックを通っていくわけですからダンパーを閉じると物凄い抵抗がかかりますよね?。
ダンパーを閉めることによって、空気量が減って、それで炉内の温度がどんどん下がるようなことが無ければ、ダンパーを閉めて大丈夫だと思っています。
それには…
炊きつけのほかに小割の広葉樹の薪を使って、熾きをつくる。
その後も小割や針葉樹を入れて、ガス化を促進し、触媒を沢山働かせると触媒の温度が早く上がります。
私がダンパーを閉める温度は150℃位が多いと思いますよ。沢山の熾きがあれば、どんなストーブも安定です。

フェデラルやセネカは煙筒に近いとこにダンパーがあり、煙筒の口元はすごい温度が上がります。
引きの強いときなんかは煙筒の中まで炎は上がっているでしょう。
だから、天板と触媒は温まりにくいのです。火が当たりませんからね。
反面ダンパーが逆側についているエンライトなんかは天板の温度が上がりやすいのです。
炎が天板の下を巻いていきますから。

だから説明書の温度まで上げるのはかなりタイヘンだと思います。

細薪でなるべく沢山の熾きを作って
ダンパーを閉じて燃やす

のが、フェデラルの基本のひとつですね。

乾いた薪で上手に乗ると、
ガーーーンと急に温度が上がって、暖かくなる、不思議なストーブです。

2009.07.20 Monday

悩めるフェデラルコンベクション2

 フェデラルコンベンションヒーターの最たる特徴は…触媒がついている、ということです。

触媒機を焚いててる方は触媒の働きを知らずして、操作はできません。笑い話ではなく、

プローブ温度計を指差して、「300度にもなっているのに湯沸かない」と言われたことがあります。

これはストーブトップの温度じゃないですよ、触媒の温度です、と言ってもピンと来ない。

わからないのです。

そりゅそうですよ、説明できる人から買ってないんですもん。

触媒の説明については ココ の方が絵付きでちゃんとした説明が載っているので、リンクを参照くださいね。



よーくわかりましたか(笑)??

火室の上、普段は見えないとこにそんなものがついている、"変わった、ストーブ"なのです。

さしずめイメージとしては、火室に炎は燃え盛っていなくても
火室の上、コンバスターで燃え盛ってる"変わった、ストーブ"なのですよ
炉内に熾きをたくさん用意して
燃料になる薪を入れて、薪があぶられガス(煙り)がキャタリティックで燃え盛るのです。
                                                                                                                                                                    
タイミングがよいと床にアタマを付けそうな角度でキャタリティックが赤熱しているのが見えます。

赤熱したキャタリティックは温度が熾きと同じで
そんなものがストーブの中(上ですね)にあるからーー
ストーブが安定するのです。
長ーく燃焼するのを助長しているのです。
触媒は熾きと似たものと思ってください。

イメージつかめました??

2009.07.18 Saturday

悩めるフェデラルコンベクション 1

 道南には何故かとても沢山のダッチウエスト フェデラルコンベンション(FA225 FA265 FA285)のユーザーが居ます。

フェデラルユーザーの方と話していると、どうも皆さん悩んでいる方が多い…。というか上手にやってる人かなりかなーーり少ない。。。

このストーブ、お湯沸かないもんね

モチも焼けない

煙突が詰る

バックファイヤが怖い

ガラスが曇る


等々…

原因ははっきりしています。

取扱説明がなされていない…。

これほど取扱説明の必要なストーブで取扱説明がなされていなくては楽しい薪ストーブライフを送れるわけがありません。(ウチで販売したストーブはしつこいくらいの説明付きです/笑)

10年焚いていても、上手に使いこなしていない方、沢山居ます。

ストーブも薪ももったいない…

よくショールームで商品説明をしているときにフェデラルやセネカ/セコイア、バーモントキャスティングスの触媒アンコール、ディファイアント、イントレビット…要は触媒機ですよね…は難しいがおもしろい、みたいな表現をするときがあります。
性能的にそんなに変わりないなら…、クリーンバーンのストーブや、リーンバーン燃焼のエンライト、エバーバーン燃焼のアンコール、という手も確かにあります。

ただ、触媒式のおもしろさと性能の良さは、楽しい薪ストーブが更に楽しい、という可能性があります。
人によりますけど。


ちょっとですね
シーズンオフでみんな海だスイカだクーラーだと薪ストーブと関係のないことばかりしてるしょ
今日私なんか焚きましたけどね(笑)シーズンオフもインもないですけどね
これがまた焚けるのよ

ちょっとフェデラルを中心に触媒機のことを何回かで書くことに取り組んでみたいと思ってます。
私的にはもっともっと今書けるけど
皆さん的には限界じゃないです(笑)?

クリーンバーン機愛用の方もですね、あなたの性格に本当合っているのは
触媒機かもしれないです。。。。



2009.07.15 Wednesday

レバーのハンドル

 ダッチウエストやバーモントキャスティングスのストーブについてくるセラミックハンドル。

なんかプラスチッキーで(セラミック言ってるしょ)ちょいと風情に欠けると思ってた。


気の利いた枝とか。。。加工したくなるような木にめぐり逢えずいた。
おっと!!
いいのいるじゃない!!

コイツどうしたらイイんだろう…とずっとショールームの隅っこにおいてあった鹿の角。
山に落ちてるんだってねー。

まー毎年生え変わるんだろうから。

悪いことではないのだろうと(笑)

それにしても当たり前にプラスチッキーではないけどね…
これって骨っきーですよね

なんか切断するのが骨っきーでイヤだと思った(笑)

で目の細かいノコで切断して…
ドリルで下穴を開けたらなんと

歯医者さんのニオイがした!!!
なんていうのかなぁー、歯を削るニオイというか。シカのくせに!!同じニオイか!!みたいな(笑)

で軽く泣きながら出来たのがこれ


ホネッキーハンドルと命名(?)

右のはディファイアントのアッシュパンのハンドル。
刺さりそう(笑)
意外と雰囲気あります。
簡単に作れるし、ちょっとしたカスタムは楽しいですねー。

どうしよう、欲しいって人がいたら(笑)

2009.07.14 Tuesday

風邪っぴきの薪

元気のイイ感じのカビ

前にも書きましたが、色が一部濃くなっているのは、腐朽菌の仕業です。


これはニセアカシア。

どちらかというと風邪のひきにくい、丈夫な体質なんですけどね。樹皮も外してあるし。

薪棚で一人だけ風邪をひいていましたので、ちょっと取り出して、コグチを直射日光にあてて、治療することにしました。

カビは住めない条件にしてあげると、いつの間にかいなくなってしまいます。

一週間したらカビは完全に無くなってました。雨2回、晴れ5回くらいの天気でした。

写真が無いのは、最近雨ばかりでイイ写真が取れずにいるのです(笑)

ただ置いておいただけなのにね。

すごいわ、タイヨウのチカラ。


雨といえば雨ばかりです。

薪も潤ってる場合ではないのに、潤ってますね。

晴れの日が待ち遠しい!!

2009.07.09 Thursday

夢紀行 鹿部町

 久々の更新な気がします!
元気です!

このあいだ鹿部町の現場にストーブを設置してきました。

鹿部町は別荘地で沢山の薪ストーブユーザーがいます。

現場は国道沿いのオアシス 自家焙煎珈琲と自然食の"夢紀行"さんです。

自家焙煎の珈琲はやはり煎りたての挽きたてをドリップして飲ませてくれるところが贅沢です。

薪ストーブの環境としてはバツグンですねーー。


外部煙筒の架台は特注です。

ドブメッキ仕上げで耐久性はステンレス並み、設計に少々苦労しました。

しかし三角屋根って煙筒がとっても似合いますよねーー

屋根が異常に滑って(普通板金屋根って滑らないです。濡れてないかぎり)、裸足になって屋根にしがみつきましたが
裸足でもツルツルでした(笑)

何でだろうね

笑顔無しでしがみつきながらでした(笑)

ご主人は何回かショールームに足を運んでいただいて、自分に合ったストーブを熟考。

興味がある、というのはこっちとしてもとても嬉しいものです。

で結局決めたのが

マジェスティックのプリマス。

シガー型で人気のあるストーブです。

隣には新しいチェーンソーも。ご主人の意気込みです(笑)

炉台は土間コンクリートだったのでタイルを貼り、壁には高圧木毛セメント板を使っています。

モダンな印象を与えてくれますね。

不燃だしリーズナブルだし、カッコイイ。ビスも効く。
飽きたらタイルや石貼りの下地にもなります。オススメですよ。

暑くて着火式は出来ませんでしたが、秋には出向いて取扱説明をじっくりさせていただきたいと思っています。

国道を通った際にはぜひお立ち寄りを!!
薫り高い珈琲と薪ストーブで一休みしていってくださいね!!

2009.07.04 Saturday

薪割りしたい

 自分とこの薪の準備が終わって久しい。

毎日ヒマを見ては割ったり積んだりして楽しんでたのに。。。後は太陽と風のチカラに頼るだけ。

釣り人の禁漁入り、とか、そんな感じです。

非常に寂しい。。。
燃え尽き症候群になってしまいそう。

薪やりたいが為に、薪買ってしまいそうです(笑)

それはないけど

今年は何故か"松"の当たり年なようです。

松の話がよく来ます。

で、ちょっとまとまって松が手に入るので(アカマツです)陶芸の登り窯なんて持っている方を探したのですが、ちよっとまだ見つかっておりません。

関係者の方はファイヤピットまでご連絡ください。(ファイヤピット オオイシ 0138-85-6760)


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