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2010.10.22 Friday

カミキリムシ情報2

このあいだカミキリムシ情報をいただいた、M氏からまたまた貴重な情報をいただき、非常に興味深い。

ぜひ皆様にも教えてあげたい。


薪棚でカリカリしているやつについて
カミキリムシの専門家の方にアドバイスをもらいました。 (カミキリムシの専門家!?)
幼虫の段階で種を同定するのは素人ではまず困難だそうです。

>通常、薪のような材で見られるのは、カミキリ亜科かフトカミキリ亜科のどちらか
だと思いますが、いずれも種類が多いので、やはり、成虫活動期に確認するのが一番
です。

ということでした。

しかし,そこまで待てないので(確かに待てないです),カリカリしている薪を調べていると,
産卵を終えて力尽きた成虫が転がっているではありませんか。
そのためすんなりと種を同定することができました。



カリカリしているやつの正体はチャイロホソヒラタカミキリムシでした。
こいつは薪を食い荒らすことで知られるごく普通の(ある意味有名な)
種だそうです。(まだレアなやつがいるかもしれません。)

種がわかったところで防除についてです。
このカミキリは親が薪棚に来て卵を産み付けるのでその段階で防除するのが
一番効率的です。つまり 6月〜7月の産卵期に薪棚に親を近づけないようにする
ことです。
実現性についてはさておき,
物理的防除としては,その時期にシートなどで覆う。
化学的防除としては,薬剤を使って寄せ付けない。
などが考えられます。

しかし,もしかしたら薪棚で世代交代を繰り返している可能性もあります。
つまり2年目乾燥中の薪から羽化したカミキリが隣にある1年目乾燥中の
薪に産卵している可能性も十分考えられます。たぶん家はそうなっている。
カミキリの生活史が薪棚のなかで完結しているなんて興味深い!!が,
ちょっと厄介。

幼虫になった段階で駆除するのは非常に困難で,
単木(単薪)的には-18℃のフリーザーに6時間あるいは,(やはり液体窒素はあながち外れてないでしょ/笑)
+80℃の乾燥機に6時間で死滅しましたが,薪棚全てとなると現実的では
ありません。駆除の薬剤もあるそうですが,使わない方がよいでしょう。

結論になりますが,今年のカリカリ君の駆除は諦めるしかないでしょう。
で,今後は来年に薪棚の世代交代を断ち切るか,あるいは新規参入者を
いかに寄せ付けないかに焦点を当てて考えていきましょう。


ほーーー

めちゃめちゃおもしろいしょ

ナラってね。ナラの弱点はこれだよねーー。

モミジにはこのチャイロホロヒレカ…ムシは付かないよねきっと

アカシアも付かない?

来年羽化させて、薪並べて、どれが好きか実験だね。

さてどこで(笑)?



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