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2015.11.16 Monday

赤レンガ倉庫のボルダリングジムHOMIEさん

この倉庫は築何年なんだろう。レンガの表面が風化して、モルタルで補修されて、潮風や雨雪に晒されて、時間だけが成し得る風合いが元町、十字街、ドック、とか言われる独特の景観の地域を構成してる。

そこに若い人がボルダリングという新しいものを元気に持ってきてってコンセプトもすごいワクワクするじゃん。

なんか普段つけてる黒い塗装のステンレスの断熱二重煙突なんてつける気がしなかった。

思い浮かんだのは、過去のブログにもたびたび出ているこれ。



薪ストーブ発祥の地函館で、集合煙突が確立される前に存在していた釉薬のかかった土管。

これがさ、あの赤レンガの倉庫につけれたらすげーワクワクするでしょ。

で、土管屋さんってのがあるんだけど(笑)、30年とか40年外に積んであった土管で使えるビンテージを探して、売ってもらって。

一本一本が曲がってたり、太さが違ってたり、座りが悪かったり、既製品の精度を上げることで効率を上げることに尽力してきたここ数十年の時空を飛び越えるような工事だった(笑)

でも足場をばらした時の感動。

わかるかなあ(笑)



数十年まえからあるみたいな馴染みようでしょ。(写真はHOMIEさんの借り物  笑)

ホントこれにして良かった。

金物もステンレスとかではなく、あえて錆びる鉄に黒皮やペンキ仕上げ。ボルトはS45C。トップのT字ももちろん土管。リスキーな位重い(笑)
優先したのは、煙突の性能より風景として馴染むもの、そして遊び心。これ、木造には無理だけどね(笑)

よく、「断熱二重煙突がドラフトを生む」みたいなこと言っちゃってるヤツがいるけど、そんなこと無いからね。断熱二重煙突の一番の使命は、ドラフトじゃなくて安全性だから。
 
まあ、そういう煙突に合うストーブ、合わないストーブっていうのがあってさ。ちゃんとわかっててやったことだから、良い子はマネしないでね(笑)

函館の古い文化(煙突と赤レンガ倉庫/街並み)と新しいもの(ボルダリングジム、最新のストーブ)とのクロスオーバー。気持ちよかった。

去年の終わりもそう思ったけど、ファイヤピットがこの倉庫、この地域、この施主さまに出来てよかった。まだ2015が終わったわけではないけど、これからもこれを沢山つくろうと思える工事でした。


 
片付けしてる時、外から入口のガラス越しに見える半袖の筋肉。中はあったかいんだな、って思ったよ。
 

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